基本設計においては、外部との繋がりを意識して設計するよう心がけています。アパートにない庭は一軒家最大のメリットであり、リビングを延長させてくれる場所にもなります。家は小さくし質をあげ、外部空間の設えを整えてあげることで、より豊かで全体としてバランスのとれたお家になると考えています。
また、詳細図作成においては仕上がりに直結するためとてもやりがいのある部分であるとともに、その建築の印象を左右する力があるため、気を引き締め丁寧な図面をかくよう意識しています。
図面以外にも現場に赴き大工さんと会話をする中で新たな納まりの知恵を得られることがあります。日々知恵を持ち帰っては図面と向き合うことで、お客様の家をより良いものにすることに加え、自分の知識の蓄積が実感できるような設計の仕方を心がけています。