こんにちは!総務課の松島です。
今回は、『子育て×家づくり』に関する特集を組みました!
前編では、乳児期(0~1歳)と幼児期(1~5歳)の家づくりのアイデアについてご紹介しましたが、後編では小学生、中・高生時期のアイデアもご紹介いたします。
お子さまの成長と共に、快適な住環境も変化するはず。小学生以上のお子さまが居るご家庭では、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか...?
ぜひ、参考にしてみてください。
家づくりを通して、子育てがより楽しいものになりますように...♪
・とにかくモノが増える!
・ランドセル置き場問題
・電子機器の充電場所が渋滞する
・洗濯は一日に二回以上が通常運転
幼児期とは比べ物にならないほどモノが増える時期。教材や文房具、さらに習い事を始めるとそれに関連したモノが増えてきます。“どこにどんな”収納スペースがあれば便利なのでしょうか?
小学生になると自分で身支度や片付けが出来るようになってきます。個々の収納スぺースを用意することで、整理整頓の習慣が付きやすくなります。
ランドセル置き場として重宝するのがリビング収納。「子供部屋までランドセルを置きに行くのが面倒」と言って、ついついLDKに学校で使うモノが散乱しがち。収納場所を決めておくことが大切です。
リビング学習をしている家庭は特に、ダイニング周りに収納があると便利です。ランドセルや筆記用具をサッと出し入れできるような棚があると、スムーズに勉強ができ片付けもラクになります。
最近は学校で個人用タブレットを支給されることも多いそう。その他にもスマホやゲーム機器など、毎日のように充電が必要になります。さらに、家族が多ければコンセントの取り合いになりがち。計画的な電気配線が大切になってきます。
電子機器の充電場所は寝室だけでなく、LDKにも必要。リビングでタブレットを触りながら充電したい時や、ゲーム機器の充電にはLDK周辺のコンセントが重宝します。電気配線は先を見越した計画が大切です。
小学生高学年になってくると、服のサイズが大きくなり習い事などで洗濯の量も増えてきます。毎日2回以上洗濯を回している家庭も多いのではないでしょうか。そんな洗濯物を少しでもラクにするには...?
共働き世帯や子育て世帯を中心に導入の数が増えている衣類乾燥機。“干す”手間が省け、ガス乾燥機であれば一時間ほどで乾くのでママの強い味方になります!
洗濯物を仕分ける作業を省略できるファミリークローゼット。掛ける収納を上手く活用すれば、畳む作業も無くなり家事の時短に。1Fに配置することで、家事や生活のしやすさも向上します。
ランドリールームがあると室内干しができるので雨の日でも安心。物干しや棚を設置することで、洗う→干す→畳むまでが一室で完結し、洗濯がスムーズに。洗濯の回数が多い時期は特に便利なスペースです。
・個々のプライベートスペースが必要になる時期
・LDKで勉強する場所が欲しい
小学生までは兄弟共有で使用したり遊ぶスペースとしての役割が大きかった子供部屋。中学生になると、完全に自分だけの部屋として使用するケースが多のではないでしょうか。
以前は6帖ほどが多かった子供部屋ですが、最近はリビング学習が増えたこともあり5.2帖や4.5帖ほどの必要最低限のスぺースを確保するケースが多くなりました。
10帖くらいの子供部屋を将来的に仕切れるようにしている場合は、小・中学生頃に間仕切り工事を行う方が多いようです。お子さまの自分らしさを表現できる場所になりそうですね♪
家庭によってニーズが異なりますが、お子さまのプライバシーを確保したい場合は、LDKや親の寝室とは離れた場所にするなど、配置も大切になります。平屋の場合は特に注意が必要です。
中・高生になると勉強に費やす時間が増えてきます。より勉強に集中しやすい環境を整えてあげることで、お子さまのやる気も向上するかも...!?最近はLDKの一角にスタディーコーナーを設ける方も多く見受けられます。
階段下に造作のテーブルと収納棚をしつらえています。ブラケットライトが勉強中の手元を明るく照らしてくれます。
LDKの一角に家族共有のスタディーコーナーを設けています。2人並んで使えるので兄弟が居ても取り合いにならず安心。手元用のライトがあるので作業がしやすくなっています。
キッチン前のカウンターをスタディーコーナーとして活用しています。食事をしたり勉強したりと可変的に使うことが可能。また、思春期のお子さまともコミュニケーションがとりやすい配置になっています。
・子どもが成長するにつれソファやテーブルが手狭になってくる
・ママがホッと一息つける場所が欲しい
・家族団らんの時間を大切にしたい
ファーやダイニングテーブルなどの家具も、お子さまが大きくなるにつれ手狭になったり傷んできます。成長に合わせて定期的に買い替えることも視野に入れる必要があります。
ペンで描いたりジュースをこぼしたりと、子どもが居るとあっという間に汚れてしまう家具やインテリア。汚れや傷に強い素材にしておくと安心です。
子どもが大きくなるにつれて、3人掛けやL型の大きなソファーでなければ家族みんなでくつろぐことが難しくなってきます。成長に合わせて定期的に買い替えることを視野に入れておくと◎
毎日休みなく続く育児や家事。時にはママ達が行き詰まることもあります。そんな時に助かるのが大人用の個室。少しの時間だけでも一人になれる空間があると安心ですよね。気持ちをリフレッシュさせて、また家族と向き合うことができます。
一帖ほどの小さなスペースでも、腰を据えてホッと一息つける場所があると便利。少しでも自分の時間を確保することが、心の余裕にも繋がります。“ママ専用”でなくても、可変的に使えるスペースにすれば比較的取り入れ易いのではないでしょうか...?
ママ用の個室を設ける場合は1Fが便利。育児や家事のスキマ時間に心と身体を休められる場所になります。他にも、アイロンをかけたり家計簿をつけるなど、家事室としても重宝しそう。
個室を作れなくても、ヌックのような籠り感のある空間で一休みするのもオススメです。子どもの様子を見守りながら、自分の時間を過ごすことができます。省スペースにつくれることも魅力のひとつ!
子育て中の全期間を通して「家族団らんの時間を大切にしたい」という想いは強いはず。リビングやダイニング、お庭など...家族みんなが集える場所が家の中にいくつかあると嬉しいですよね。家族団らんにピッタリなさまざまなアイデアをご紹介します!
2Fホールの天井にプロジェクターを設置し、ホームシアターを楽しめる空間になっています。家族で映画やスポーツ観戦を楽しめるセカンドリビングとして活躍しそう。
お互いに視線を合わせながらコミュニケーションができるダイニングスペースも家族の大切な憩いの場。食事を楽しむだけでなく、お絵描きやトランプを楽しめる広々としたスペースがあると便利♪
リビングにハンモックを設置した遊び心のある空間。ハンモックに揺られてリラックスしながら楽しい親子の時間を過ごせそうです。家族で取り合いになることも!?簡単に取り外しができると安心です。
『子育て×家づくり』のテーマで2回に分けてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
どのお家も子育てのしやすさを考慮しており、アイデアがたくさん詰まっていました♪
それぞれのお住まいで、家族みんなが笑顔で過ごされている様子が目に浮かんできます。
今回の特集がみなさまの家づくりのお役に立てますように...(^^)
最後までご覧いただきありがとうございました。