みなさん、こんにちは。設計部の天羽です。
最近、おしゃれな平屋を建築される方が増えてきましたよね。
みなさん、おしゃれな平屋外観はトータル計画で決まる、とご存じですか?
平屋ならではのポイントを頭に入れて、おしゃれな外観を実現させましょう!
本日は、現役設計士の私がオススメする3つの秘訣を解説していきます。
是非、ご覧ください。
将来、年齢を重ねても階段の上り下りがなく安心して暮らせる平屋ですが、
居室をすべてワンフロアでまとめるため、プライバシーへの配慮や窓の配置など気を付けるポイントがあるのも事実。
間取りに気を取られがちですが、全体像を考えながら家づくりをすることで理想の外観を目指すことができます!
軒の高さを低くすることで、地面との距離が近くなり、バランスの取れた落ち着きのある印象を与えることができます。
その理由の一つに、ヒューマンスケールというものがあります。
ヒューマンスケールとは、人間の尺度を基準として人間が安心して快適に感じられる適切な空間の規模やものの大きさを示すことです。
また、軒の高さを低くすることで、室内へ与える圧迫感を心配される方もいらっしゃるかもしれませんがご心配なく。
天井の高低差を利用したり窓の配置、外との繋がりを工夫することで開放感を演出することができます。
▲はなおかモデルハウス 木ごこち
平屋は全ての居室が一階に降りてくるため、室外機の配置が難しくなります。
打合せ時のパースでは、室外機や配管カバーまで表示していないことが多いため、確認しておくことをおすすめします。
平屋に限らずですが、建物だけで完成と思わないことが大切です。
外構計画までイメージしておくことで外壁の色や貼り分けなども決めやすくなります。
さらに外構計画について知っておきたい方はコチラ
様々なアイデアが散りばめられた、はなおかの事例をご紹介いたします。
はなおかの標準の高さから軒の高さを下げ、外部とのつながりをより意識しています。
景色を生かし、視線の抜けを工夫した住まいです。
杉板や塗り壁など素材にこだわることで、質感を生かしたおしゃれな外観に。
はなおかモデルハウス『木ごこち』は、外壁の素材感や植栽が映えるよう工夫。落ち着きのある佇まいです。
異素材を組み合わせたおしゃれな外観のこちらの住まいは、実は、建物奥にプライベートガーデンをもうけています。
LDKをL字に計画することで正面からはできるだけ窓をとらずに、室内の開放感を得ることができています。
今は、SNSだけでほとんど情報収集できる時代です。
便利な反面、ずっと住み続ける家だからこそ実際に自分の目で見てみるのが大切だと考えます。
特に、今回ご紹介した軒の高さなどは、実際に体験することで視線の抜け感や開放感を感じることができるはず。
体験することで、家族の好みや新しいアイデアを得ることができるのではないでしょうか?
図面やSNSの情報だけに頼らず、後悔しないために是非体験することも大切にしてみてください。
今回、ご紹介した事例はお施主様のお住まいの他に、弊社モデルハウスもご紹介しています。
平屋モデルハウスは、 hale(ハレ)、Hanatelier Project 木ごこち の二棟。
モデルハウスはいつでもご見学可能です。
「体験したい!」と思われた方は、是非、弊社事務所(088-698-1114)かご来場予約(コチラ)からお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました!