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暮らしづくりのレシピ

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【外観の見た目は屋根で決まる!】外観×屋根特集

  • 2022.05.07
平屋
はなおかの家づくり
外観

「外観は屋根から考える!?」をテーマに

屋根に注目してご紹介をしていきます!

 

お家の顔である外観。
居心地良い住空間ばかり気を取られすぎて
外側に対する意識を忘れていませんか?

屋根のカタチで、デザインの印象がガラリと変わるので、
外観デザインで迷っている方は、屋根から考えるのも一つの手!

ぜひ、理想の外観を探してみてください。

 

01.片流れ


デザインのポイント

一方向だけに勾配をつけた屋根は“片流れ”と言います。
スタイリッシュさや、シャープな印象を出したい方はオススメの屋根です。

外壁にガルバリウムを使うのも相性抜群で、濃い色の外壁などを使うと
スタイリッシュさがグッと増します。


▶片流れメリット


①ソーラーパネルがたっぷり載る!
…クリーンエネルギーの注目で需要が高まっている太陽光発電システム。片流れは、屋根が一方に向くので太陽の光を全面に受けやすく、ソーラーパネルを最大限生かすことができます。

▶片流れの実例はコチラ!

 

 

02.切妻屋根


 

▶デザインのポイント

屋根の最頂部である棟から、2つの傾斜面をつくった山形屋根のこと
多くの人が、家を連想するときにこの屋根のカタチで思い浮かべるのではないでしょうか?


洋風・和風・モダン…どのパターンも相性が良く、デザインに関しては万能感があります。

一方で、あまりにも一般的な形過ぎるので、個性が打ち出しにくい部分も…。
個性派を目指すのであれば、素材や外壁の貼り分け方、屋根の勾配などで印象を変えるのも一つの手です。

 

▶切妻屋根のメリット

①換気性に優れている
…切妻屋根は、屋根裏のスペースを広く確保できるため、軒天換気と棟換気の併用で建物全体の換気がしやすいところがポイントです。湿度の高い日本の気候に適した構造と言えます。

②ソーラーパネルを設置しやすい
…比較的広く屋根の面積を取れるので、ソーラーパネルを設置しやすいところもポイント!

 

▶実例はコチラ!

 

 

03.寄棟屋根


 

▶デザインのポイント

寄棟屋根は、棟から四方向に傾斜をつけた屋根のカタチのこと。

建築面積が広く、さらに間口(家屋の正面)も広いお家によく合う屋根になります。
ドシッと重厚感のある外観になるため、高級志向のお家を考えている方におすすめです。
タイルを組み合わせると、さらに、ワンランク上のラグジュアリーな外観に…。


▶寄棟屋根のメリット

①耐久性の高さ
…四方向に均等に屋根が分かれているので、外壁に雨や雪が当たりにくくなり、劣化がしにくいメリットがあります。さらに、風に対しても、四方向で影響を分散します。

 

▶寄棟屋根の実例

 

 

04.大屋根


 

▶デザインのポイント

一つの屋根を複数の階にまたがってかぶせたカタチを大屋根といいます。
1枚の屋根面積が広く、ダイナミックな印象の外観をつくることが可能です。

また、ゆったりとした屋根の形状は外観はもちろん内観にも生かすことができます。吹抜け&勾配天井を室内につくることができ、屋内の大きなポイントになりそうです。

 

▶大屋根のメリット

①屋根裏の活用が可能!

…大屋根にすると、屋根裏にゆったりとした空間が生まれるのでロフトスペースをつくって、収納や趣味スペースとして活用することが可能です。また、2階の部屋を勾配天井にして、室内に変化をつけることもできます。

 

▶大屋根の実例

 

05.複合屋根


 

▶デザインのポイント

複数種類の屋根をミックスしてできた屋根の形状。
外観に複雑な変化が生まれて個性を表現できます

シンプルな外壁材でも、
全体のカタチにインパクトがあるので印象的な仕上がりに。

特に平屋の外観は単調になりがちなので、
屋根を複雑にさせることでインパクトのあるデザインになります。


▶複合屋根のメリット

①勾配を利用してワンスペースをつくれる
…屋根勾配を利用して、ロフトスペースをつくることも可能です。旦那さまの趣味部屋や収納スペースなど、ロフトを+αのスペースに生かせます。

 

▶複合屋根の実例

 

 


 

外観×屋根の特集、どうでしたか?

外観デザインに大きく関係する屋根の形状。

どんな外観にしたいか、迷ったらぜひ、はなおかの設計士にご相談ください!

 

この記事をかいたのは
わたしです
設計部 設計一課
天羽朝陽 あもう あさひ
2019年4月入社 城ノ内高校 高知工科大学 高知工科大学大学院

取得資格
2級建築士